神戸の北野坂で異人館巡りしたら、思ってたのと全然違った話

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北野坂を登り始めたのは、確か午後3時過ぎだったと思う。

友達4人で神戸観光に来て、「異人館って映えるらしいよ」っていう軽いノリで坂道を歩き始めたんだけど、これが想像以上にきつい。スニーカーで来てよかった。ヒール履いてた友達が早速「無理」って言い始めてて笑った。石畳の坂道って雰囲気はいいんだけど、実際に登るとなると別問題なんだよね。

異人館エリアに入ると、急に空気が変わる感じがする。周りの建物が洋風になって、なんていうか、日本じゃないみたいな錯覚に陥るというか。最初に入ったのは風見鶏の館で、赤レンガの外観が確かにフォトジェニック。中に入ると、明治時代のドイツ人貿易商が住んでたらしい家具とか調度品が並んでて、「へー」って感じで見て回った。でも正直、4人ともそこまで歴史に詳しいわけじゃないから、「これすごいね」「うんうん」みたいな浅い会話しかしてない。

萌黄の館っていう緑色の建物にも行ったんだけど、ここの2階のベランダからの眺めがめちゃくちゃよくて。神戸の街が一望できて、港の方まで見える。みんなでそこでしばらくぼーっと景色眺めてたら、なぜか中学の修学旅行の話になった。

修学旅行といえば、私は京都で班行動中に迷子になって、集合時間に30分遅れたことがあって。あのときは本気で焦った。携帯の充電も切れてて、公衆電話探して先生に電話したんだけど、今思えば公衆電話の使い方知ってる中学生って珍しかったかも…って、これ今関係ないな。

異人館って全部で20館くらいあるらしいんだけど、全部回るのは無理だよね。入館料もバカにならないし。私たちは共通券みたいなの買って、5館くらい回った。うろこの館っていうところは、壁が魚の鱗みたいなタイル張りになってて、名前の由来がそのまんまだった。中にはアンティークの家具とか、マイセン焼きの食器とか、美術品がたくさん展示されてる。

一緒に行った友達の一人が、「こういう家に住みたい」とか言い出して、みんなで「維持費やばそう」「掃除大変そう」「冬寒そう」って現実的なツッコミ入れまくった。夢がないって言われたけど、実際そうじゃん。

坂道を上がったり下がったりしながら館を巡ってると、だんだん足が疲れてくる。途中でカフェに入って休憩したんだけど、そこで飲んだアイスコーヒーがすごく美味しかった。窓から見える異人館の屋根越しに、夕方の光が差し込んでくる感じ。ああいう瞬間って、なんか特別な感じがするよね。カフェの名前、確か「プチ・パレ」とかそんな感じだったかな。

異人館って、実際に人が住んでた家だから、観光地っぽいんだけど生活感もあるというか。階段の手すりとか、ドアノブとか、実際に毎日使われてたものだと思うと、ちょっと不思議な感覚になる。100年以上前の人たちも、この階段を上り下りしてたんだなって。朝起きて、この窓から神戸の街を見てたんだろうなって。

観光客もけっこういたけど、平日だったからかそこまで混んでなくて、ゆっくり見て回れた。外国人観光客も多くて、英語とか中国語とか、いろんな言葉が飛び交ってる。異人館に外国人が来てるっていうのも、なんか面白い構図だよね。

北野坂を下りながら、「結局どこが一番よかった?」って話になったんだけど、みんな答えがバラバラで。私は萌黄の館のベランダからの景色が一番印象に残ってる。友達の一人は風見鶏の館の階段がよかったって言ってたし、別の子はカフェでの休憩が一番楽しかったって。

異人館観光って、正直言うと「めちゃくちゃ感動した!」っていうタイプのものじゃないかもしれない。でも、なんていうか、ちょうどいい観光地だった。疲れすぎないし、飽きないし、写真もそれなりに撮れるし。友達とワイワイ喋りながら回るには、ちょうどいい場所。

帰りの電車で、また全然関係ない話で盛り上がってたけど。

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