神戸の北野坂で異人館めぐりしたら、思ってたのと全然違った話

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友達4人で神戸行こうって話になったのが、確か2月の終わりだった。

きっかけは誰かのインスタだったと思う。レトロな洋館の写真見て「これどこ?」ってなって、北野の異人館だって分かって。じゃあ行こうかってノリで決まった。私たち、計画性ゼロだから当日まで何も調べてなくて、三宮駅で待ち合わせしてから「で、どっち?」みたいな感じ。スマホ片手に北野坂を探して、とりあえず坂っぽい道を登り始めた。

最初はテンション上がってたんだよね。石畳っぽい道に、おしゃれなカフェが並んでて。途中でクレープ屋さん見つけて即買い。歩きながら食べてたら、ユイが「これ観光地のやつじゃん、高くない?」って気づいて。まあ、そうなんだけど…もう買っちゃったし。

坂を登るにつれて、周りの景色がどんどん変わっていく。普通の住宅街みたいなところを抜けると、急に視界が開けて、洋風の建物が見えてくる。風見鶏の館って有名なやつ、あれ思ってたより小さかった。でも赤レンガの外壁が午後の光に照らされてて、写真映えはする。みんなでひたすら写真撮ってた。自撮り棒持ってきたマイが仕切り出して、30分くらいその場から動けなかった気がする。

入館料払って中に入ったんだけど、ここで問題発生。靴脱いで上がるタイプで、しかもスリッパがペラッペラ。冬だから床が冷たくて、ユイが「足の感覚なくなってきた」ってずっと言ってた。館内は確かに当時の雰囲気残ってて、家具とか食器とか、細かいところまで再現されてる。でも正直、4人で回るには狭すぎて、前の観光客グループと団子状態になっちゃって。

そういえば、私の祖母の家にも似たような雰囲気の暖炉があったな。子供の頃、冬になると薪をくべるのを手伝わされて。煙の匂いが服につくのが嫌だったっけ…って、全然関係ない話だけど。

萌香坂って小道を通って、次の異人館へ。名前忘れたけど、緑の屋根のやつ。ここは庭が広くて、神戸の街が見下ろせるスポットがあった。港まで見えて、ビル群の向こうに海がキラキラしてる。風が強くて髪がぐちゃぐちゃになったけど、なんかこの瞬間だけは「旅してる感」があった。

3館目くらいで、みんな飽きてきた。だって正直、どれも似たような展示なんだもん。応接間があって、寝室があって、説明書きがあって。マイが「もういいんじゃない?」って言い出して、私たちカフェ探しにシフトした。

北野坂の途中にあったレトロな喫茶店、「サロン・ド・クラリス」って店に入った。多分、地元の人が常連なんだろうなって雰囲気。メニュー見たら、コーヒーが600円で「良心的!」ってなった。観光地価格に慣れすぎてた。窓際の席に座って、さっき撮った写真を見返しながらワイワイ。ユイのピースサインが全部ブレてて、みんなで爆笑した。

帰り道、坂を下りながら「結局、異人館って何が良かったの?」って話になって。誰も明確な答え出せなくて。でも、なんだかんだ楽しかったよねって結論になった。インスタに上げる写真は撮れたし、クレープ美味しかったし、カフェでダラダラできたし。

観光ってそういうもんなのかもね。目的地よりも、そこまでの道のりとか、一緒にいる人とか。神戸の異人館は、きっとまた行くことはないと思う…でも、あの日の午後は確かに特別だった。

三宮駅で解散する時、マイが「次どこ行く?」って聞いてきて。私たち、もう次の旅先探してる。

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